デバイス設定手順

CONPROSYS HMI SystemとCONPROSYS デバイスの連携

CONPROSYS HMI Systemのデバイスの管理は、1台につき1つの「デバイスID」を登録し、デバイス単位で行います。

クラウドサーバは受け取ったデータを「デバイスID」と「クラウドキー」毎に収集し、詳細なデータに分類した「タグ」を使用してアクセスすることができます。

そのため、CONPROSYS HMI SystemとCONPROSYS デバイスの連携には「デバイスID」、「クラウドキー」、「タグ」を設定する必要があります。

下記に、連携の手順を記します。

デバイスの登録にはCONPROSYS HMI Systemの設定とCONPROSYS デバイスの両方の設定を行う必要があるため、

題目にCONPROSYS HMI System側の設定であれば「（サーバ）」、デバイス側の設定であれば「（デバイス）」と記します。

１．デバイスの追加（サーバ）

デバイスの追加を行うにはまず、クラウドシステムを構築する必要があります。

「デバイスの一覧」ページからデバイスの追加を行います。

デバイスを追加するには、デバイスのシリアル番号が必要です。具体的な設定方法は、デバイスの設定・情報を参照してください。

２．ユーザの追加（サーバ）

CONPROSYS デバイスとデータの送受信を行うために、管理者権限またはデバイス権限のユーザが必要です。

具体的な設定方法は、プロジェクト・ユーザの一覧を参照してください。

３．CONPROSYS デバイスの設定（デバイス）

(1). CONPROSYS デバイスにログイン

CONPROSYS デバイスにWebブラウザからアクセスを行い、ログインしてください。

CONPROSYS デバイスのログイン方法はこちらです。

(2). 基本設定

CONPROSYS デバイスのユーザー設定、ネットワーク設定、時刻同期設定を行います。

基本設定方法はこちらです。

(3). データ送信の設定

データ送信先サーバーの設定を行います。設定にはサーバ内のプロジェクトIDが必要となります。

クラウド送信の設定方法はこちらです。

(4). 設定の保存と再起動

デバイスの設定の保存方法はこちらです。

４．タグの設定（サーバ）

デバイスから送信されるデータはCONPROSYS HMI Systemでは「タグ」に割り当てられ、詳細を設定することができます。

「１．デバイスの追加（サーバ）」から追加したデバイスの「タグ設定」を参照してください。

設定されたタグをHMI画面編集環境で利用する方法は、「こちら」を参照してください。

５．ロガー設定（サーバ）

タグのデータ保存方法の設定を行います。保存されたデータはトレンド・グラフ，帳票などに利用することが可能です。

「１．デバイスの追加（サーバ）」から追加したデバイスの「ロガー設定」を参照してください。

６．アラーム設定（サーバ）

タグのアラーム(異常検出)の設定を行います。

CONPROSYS HMI Systemはアラームを検出、アラームが検出されたときにメールを送信、アラームサマリーを表示，またはアラームの履歴を表示することが可能です。

「１．デバイスの追加（サーバ）」から追加したデバイスの「アラーム設定」を参照してください。

７．データの確認（サーバ）（デバイス）

CONPROSYS デバイスと送受信したデータは、CONPROSYS HMIで表示や書き込みができます。

具体的な確認方法は、ページ(画面)編集環境でタグの利用方法を参照してください。

正しく送受信できない場合は、CONPROSYS デバイスと正しく送受信できない場合を参照してください。