アラーム履歴


■ コントロール外観

■ 説明

データベース中のアラーム履歴を表示します。

表示するアラームの期間を、部品上部のコンボボックスから選択します。選択できる項目は、本日、過去7日間、今週、時間指定です。

「本日」を選択すると、本日中に発生したアラーム履歴を取得します。

「過去7日間」を選択すると、本日から過去7日間のアラーム履歴を取得します。

「今週」を選択すると、日曜日の0時0分から本日までのアラーム履歴を取得します。

「時間指定」を選択すると開始時間ボタンが表示されます。開始時間ボタンを押すと日付と時刻の設定が行えます。設定した日付と時刻から現在までのアラーム履歴を取得します。

その他、詳細プロパティから、履歴の数によりページ分割を行う等の設定ができます。

アラーム名称の末尾に*がある場合、デバイスから再送されてきた(旧)データで検知されたアラームとなります。


「状態」の列には、以下が表示されます。

状態 説明
1:LoLo アナログアラームでLoLo境界値を下回っている状態です。
2:Low アナログアラームでLow境界値を下回っている状態です。
3:High アナログアラームでHigh境界値を上回っている状態です。
4:HiHi アナログアラームでHiHi境界値を上回っている状態です。
5:異常(Bool) アナログアラーム以外のアラーム条件を満たしている状態です。

□ フィルターダイアログ

部品の右上のフィルターボタンを押すことで、フィルター設定ダイアログボックスを表示することができます。

フィルター設定ダイアログボックスでは、表示するアラームレベルとアラーム名称と設備区分を設定できます。


□ csvダウンロードボタン

csvダウンロードボタンを押すことで、指定した日付範囲のアラーム履歴をcsvファイルとしてダウンロードすることができます。但し、「開始時間」で日付を指定した場合に、開始日一日のアラームをダウンロードになります。


□ カラム名をクリックすることでリストのデータをソートする

リストヘッダーで列名をクリックすると、選択した列の内容に従ってリスト内のデータをソートすることができます。


■ イベント

このコントロールで使用できるイベントの一覧です。

イベント名 説明
!onTimeChange string value 表示期間を変更したときに発生するイベントです。
変数リンクに設定された変数に対し、1970年からの経過時間(ミリ秒)を用いて以下のフォーマットで出力します。
"開始時間","終了時間"

■ プロパティ

このコントロールで使用できるプロパティの一覧です。

各コントロール共通のプロパティについては、共通項目ページをご参照ください。

プロパティ名 デフォルト値 説明
BeginEndTime 本日“0:00,23:59”の1970年からの経過時間(ミリ秒) 取得開始時間と終了時間を1970年からの経過時間(ミリ秒)を用いて以下のフォーマットで設定が行えます。設定した日付と時刻のアラーム履歴を取得します。
"開始時間","終了時間"
終了時間を設定しない場合、現在時刻が自動的に設定されます。
カレンダー部品の!onSelectイベントを利用して指定するのがお勧めです。
bFireWhenTimeChanged false このコントロールのマウス/タッチによる操作以外の要因でBeginEndTimeの値が変わった場合に、!onTimeChangeイベントを発生させるかどうかを設定します。

■ 関数

このコントロールで使用できる関数の一覧です。

各コントロール共通の関数については、共通項目ページをご参照ください。

JavaScript入力領域において、this + ".関数名"と入力し、使用できます。

関数名 引数 戻り値 説明
getBeginEndTime - string value 取得開始時間と終了時間の1970年からの経過時間(ミリ秒)を以下のフォーマットで取得します。
"開始時間","終了時間"
setBeginEndTime string value - 取得開始時間と終了時間を1970年からの経過時間(ミリ秒)を用いて以下のフォーマットで設定します。
"開始時間","終了時間"
終了時間を設定しない場合、現在時刻が自動的に設定されます。
指定できるのは分単位までです。

■ 詳細プロパティ

アラーム履歴の詳細プロパティでは、表示形式や内容に関して設定できます。


■ 全般タブ

□ タイトル文字色

タイトル文字の描画色を設定します。デフォルト値は"#607B8B"です。


□ タイトル背景色

タイトル背景の描画色を設定します。デフォルト値は"#FFC125"です。


□ 毎ページアイテム数

1ページに表示するアイテム数を設定します。


□ キャッシュページ

追加で取得するページ数を設定します。「アイテムを結合する」が有効のときのみ設定可能です。


□ 自動更新周期

自動更新を行う周期を設定します。


□ タグ名を表示

タグ名を表示するかどうかを設定します。デフォルト値は"無効"で、非表示です。


□ 確認者を表示

アラームを確認したログインIDを表示するかどうかを設定します。デフォルト値は"無効"で、非表示です。


□ 確認時間を表示

アラームが確認された時間を表示するかどうかを設定します。デフォルト値は"無効"で、非表示です。


□ アイテムを結合する

このプロパティを有効にすると、同じIDの履歴をまとめて表示します。デフォルト値は"無効"です。

アイテムの結合は、毎回の取得データの中で行われます。毎回の取得データ数は、デフォルトの3ページ+キャッシュページの設定値となります。


□ 設備区分を表示

設備区分を表示するかどうかを設定します。デフォルト値は"有効"で、表示です。


□ アラームの値を表示

アラームの値を表示するかどうかを設定します。デフォルト値は"無効"で、非表示です。


□ 表示期間に復旧日時を含める

表示期間に復旧日時を含めるかどうかを設定します。デフォルトは "無効 "で、復旧時間のみが指定された時間範囲内にある場合、このアラーム項目はリストに表示されません。

"有効"に設定すると、復旧時刻のみが指定範囲内であっても、このアラーム項目はリストに表示されます。


□ 削除ボタンを表示

このプロパティを有効にすると、ユーザが管理者権限の場合のみ、部品に削除ボタンを表示します。


■ フィルタータブ

フィルタータブでは、表示するアラームを絞り込むことができます。


□ デバイスID

表示するアラームのデバイスIDを設定します。


□ クラウドキー

表示するアラームのクラウドキーを設定します。


□ タグ名リスト

表示するタグ名を設定します。タグ名の設定にはワイルドカードが使用できます。

*が使用された場合は、任意の長さの文字列とマッチします。 例「D*=D000,D*=D2000」

?が使用された場合は、すべての1文字とマッチします。 例「D000?=D0004,D000?=D009」

このワイルドカードは組み合わせて使用することができます。例「D*1?=D0010,D*1?=D015」


□ リスト行追加ボタン

リスト行追加ボタンでは、ボタンを押すことで、リストに行を追加し新たにタグ名を設定することができます。


□ リスト行削除ボタン

リスト行削除ボタンでは、リストの行を選択しボタンを押すことで、選択した行をリストから削除することができます。