CONPROSYS デバイスと正しく送受信できない場合
CONPROSYS デバイスと正しく送受信できない場合は、CONPROSYS デバイスのログなどを確認します。
具体的な確認方法は、各送信方法設定によって異なります。
データ送信サービス・タスク「CHS送受信」部品・PLC送受信
メンテナンスメニューの「ログ」 - 「データ送信ログ」で確認する
CONPROSYS デバイスがCHSの認証に成功しているときは、「HTTP/1.1 200 OK」と表示されます。
認証に失敗しているときは、その他のエラーが表示されます。設定やネットワークの状態を確認してください。
メンテナンスメニューの「ログ」 - 「CHS Responseログ」で確認する
CHSで送信した内容は、次の送信周期のレスポンスでCONPROSYS デバイスは受信します。
CONPROSYS デバイスは受信した内容またはエラーを表示します。
CHSで送信した内容をCONPROSYS デバイスが正しく受信したとき、以下の内容が表示されます。
「YYYY/MM/DD hh:mm:ss Cloud key:[クラウドキー] response data:[[{"タグ名":"値"}]]」
エラーが発生したとき、以下の内容が表示されます。
「YYYY/MM/DD hh:mm:ss Cloud key:[クラウドキー] Error Code:[HTTPステータスコード,CHSコード]」
CHSコードは以下の内容となります。
コード | 説明 |
---|---|
0 | 送信に成功しました。 |
102 | CONPROSYS デバイスがCHSにログインに失敗しました。 CHSライセンスの有効期限または プロジェクト・ユーザの一覧でアカウント、権限を確認してください。 |
103 | CHSがロックしています。送受信を行う場合は、ロックを解除してください。 |
104 | CHSにデバイス(CONPROSYS デバイスのシリアル番号)が見つかりませんでした。 デバイスの設定・情報を確認してください。 |
108 | CONPROSYS デバイスがCHSまたはプロキシにアクセスできません。 ネットワーク設定や、データ送信先URLを確認してください。 |
113 | CHS側でエラーが発生しました。CHSの状態を確認してください。 |
114 | CONPROSYS デバイスのCHS設定が未設定です。デバイス設定手順より設定を行ってください。 |
タスク「システム情報」部品で確認する
以下の内容で「システム情報」部品を設定したタスクを実行すると、設定したTAGまたはSTAGに情報を格納します。
タスク(CONPROSYS VTC)については、オンラインヘルプをご参照ください。
「システム情報」 - 「サーバ転送結果」
設定したTAGに、CHSへの転送に失敗した場合は「0」、CHSへの転送に成功した場合「1」が書き込まれます。
「システム情報」 - 「サーバ転送日時」
設定したSTAGに、CHSへの転送日時が書き込まれます。時刻の形式は「YYYYMMDDhhmmss」です。
「システム情報」 - 「サーバ転送エラー情報」
設定したSTAGに、CHSとの転送エラー情報が書き込まれます。形式は「HTTPステータスコード,CHSコード」です。
タスク「CHS送受信」部品で送受信を行う場合、送信結果格納先で以下の情報を確認できます。
「YYYY/MM/DD HH:mm:ss,HTTPステータスコード,CHSコード」
MQTT送受信
メンテナンスメニューの「ログ」 - 「MQTT通信ログ」で確認する
CONPROSYS デバイスがCHSと接続に成功しているときは、[COMMUNICATION LOG]で「[INFO]: Broker connected.」と表示されます。
接続に失敗しているときは、「[ERROR]:」から始まるエラーメッセージが表示されます。設定やネットワークの状態を確認してください。
タスク「システム情報」部品で確認する
以下の内容で「システム情報」部品を設定したタスクを実行すると、設定したTAGまたはSTAGに情報を格納します。
タスク(CONPROSYS VTC)については、オンラインヘルプをご参照ください。
「システム情報」 - 「MQTT通信結果」
設定したTAGに、CHSとの接続に失敗した場合は「0」、CHSとの接続に成功した場合「1」が書き込まれます。
「システム情報」 - 「MQTT通信エラー日時」
設定したSTAGに、CHSとの通信エラー日時が書き込まれます。時刻の形式は「YYYYMMDDhhmmss」です。