ロガ―設定


内容

  1. ロガーの設定画面の表示
  2. ロガーの設定一覧
  3. CSVをインポートしてマージ
  4. 設定をCSVファイルで保存
  5. ページのスクロール ボタン
  6. 並び替え
  7. 設定保存

ロガーの設定画面の表示

このページはデバイス一覧の「操作」にある ボタン、もしくはデバイス設定画面上の「ロガー設定」ボタンから移動できます。



「ロガ―設定」ではデバイスからクラウドに送信されるデータのログの設定を変更できます。

ロガ―設定で保存されたデータは帳票トレンドグラフロガーデータ取得APIで表示することができます。


ロガーの設定一覧

クラウドキー

そのタグのクラウドキーを表示します。タグのクラウドキー設定に関してはタグのクラウドキーを参照してください。

抽出列番号

デバイス・データの抽出列番号を表示します。抽出列番号はCONPROSYSデバイスからクラウドに送信するCSVデータの中にデータの順番です。

自動生成名

デバイス・データのデバイス側に自動的に生成名した名称を表示します。

タグ名

デバイス・データのタグ名を設定します。
画面編集環境で利用しやすいようにデータの名前を設定することをお勧めです。利用できる文字は英数字とアンダーバーに限定されます。名前の長さは20文字以内です

タグ名を設定しない(空白)は設定できません

※テンプレートデバイスに利用されている場合はタグ名の変更はできません。

データ項目名

タグのデータ項目名を表示します。

ロガーフラッグ

そのタグのロガーフラッグを設定します。ロガーフラッグオンにすると、このタグのデータが分、時間、日、月の時間単位で保存されます。
データの保存期限は,データ保存期限設定ページで設定することができます。
ロガーフラッグがオフにすると、このタグのログデータが保存されません。
ひとつのクラウドキーにつき保存できるタグ数には制限があり、真偽データは1590タグまでその他のデータタイプは990タグが上限となっています。

※テンプレートデバイスに利用されている場合はロガーフラッグの変更はできません。

データ集計区分

そのタグのデータ集計区分を設定します。選択できるデータ集計区分は '積算','平均','瞬時','最新'の4つです。

データ区分

そのタグのデータ区分を設定します。選択できるデータ区分は '直値','増分','上限設定あり増分'の3つです。

※'増分','上限設定あり増分'を利用する場合はデバイスからクラウドに送信するデータは、おおよそ5秒ごとにデータがある状態を目安に送信してください。

データサイクル最小値

そのタグのデータサイクル最小値を設定します。データ区分が'上限設定あり増分'の場合のみ値を指定することができます。

データサイクル最大値以上の数値は設定できません。

データサイクル最大値

そのタグのデータサイクル最大値を設定します。データ区分が'上限設定あり増分'の場合のみ値を指定することができます。

データサイクル最小値以下の数値は設定できません。

データ係数値

そのタグのデータ係数値を設定します。

データ係数値はデータを積算する場合などデータが大きくなることが見込まれる際に、データ係数値を設定して、小さい値にコンバート後の値をデータベースに保存することができます。

データ係数値のデフォルト値は1です。データを保存する直前に、元の値と係数値を掛け算した結果をDBに保存します。


CSVを読み込みマージ

CSVの設定を読み込む場合に「CSVを読み込みマージ」ボタンを押してファイルを選択します。

マージは#device_id ,cloud_key ,tag_name_autoを参照にします。読み込む内容はtag_name,used_flag,data_coefficient,data_sum_type,data_value_type,data_cycle_min_value,data_cycle_max_valueの情報です。

ただしテンプレートデバイスに利用されている場合はtag_name,used_flagは読み込みません。

有効なファイルはUTF-8のcsvファイルです。


設定をCSVファイルで保存

「設定をCSVファイルで保存」を押すことで設定をCSVファイルで取得します。

ファイルの形式はBOM付きのUTF-8です。

タグ設定のCSVのフォーマットは下記の通りになります。

1行目のメタ文字 列番号 説明
#device_id 1 プロジェクト内の固有のデバイスを識別する文字列です。
device_serial_no 2 デバイスを識別する半角大文字英数字の文字列です。
cloud_key 3 クラウドキーを表す文字列です。
data_column_no 4 抽出列番号を表す数値です。
抽出列番号はデバイスからサーバーに送信するCSV中のデータの順番です。
tag_name_auto 5 自動生成名を表す文字列です。
tag_name 6 タグ名を表す文字列です。
data_name 7 データ項目名を表す文字列です。
data_type 8 タグ設定におけるデータタイプを表す数値です。
  • 0:実数
  • 1:整数
  • 2:符号なし整数
  • 3:真偽
  • 4:文字列
  • 5:数値(直値)
  • 6:文字列(直値)
  • 7:実数(LE)
  • 8:整数(LE)
  • 9:符号なし整数(LE)
data_size 9 タグ設定におけるデータサイズを表す数値です。
データサイズを設定できる値はデータタイプによって異なり、下記のようになります。
  • 実数,実数(LE):2,4
  • 整数,整数(LE):1,2
  • 符号なし整数,符号なし整数(LE):1,2
  • 真偽:1
  • 数値(直値):1
  • 文字列:1~128
  • 文字列(直値):1
unit 10 タグ設定における単位を表す文字列です。
calc_formula 11 タグ設定における工業値変換式を表す文字列です。
calc_formula_reverse 12 タグ設定における工業値逆変換式を表す文字列です。
アクセスタイプがWriteもしくはRead/Writeのときのみ設定ができます。
access_type 13 HMIのデバイスツリーに表示されるアクセスタイプを表す数値です、以下のように対応しています。
  • 1:Read
  • 2:Write
  • 3:Read/Write
write_address 14 PLCにWriteを行うCONPROSYS(M2M Gateway)のModbus先頭アドレスを10進数で指定します。
0を指定した場合CONPROSYSの入力レジスタの0x2000に割り付けられ、CHSからCONPROSYSを経由してPLCにデータを書き込むことができます。
※CONPROSYSのPLC設定も合わせて必要です。
設定方法はCONPROSYSのデバイス設定を参照ください。
[設定範囲] 0 - 10239 未使用の場合は空文字
used_flag 15 ロガー設定におけるロガーフラグに対応する真偽値です。
  • true:ロガーフラグON
  • false:ロガーフラグOFF
data_coefficient 16 ロガー設定におけるデータ係数値に対応する数値です。
data_sum_type 17 ロガー設定におけるデータ集計区分に対応する数値です。
  • 1:積算
  • 2:平均
  • 3:瞬時
  • 4:最新
data_value_type 18 ロガー設定におけるデータ集計区分に対応する数値です。
  • 1:直値
  • 2:増分
  • 3:上限設定あり増分
data_cycle_min_value 19 ロガー設定におけるデータサイクル最小値に対応する数値です。
data_cycle_max_value 20 ロガー設定におけるデータサイクル最大値に対応する数値です。
data_lower_limit 21 タグ設定における値下限に対応する数値です。
data_upper_limit 22 タグ設定における値上限に対応する数値です。

ページのスクロール ボタン

ボタン: ページのリストを1ページ巻き戻します。

ボタン: ページのリストを1ページ進めます。

クィックフィルター(c:t)入力ボックス:タグ名に入力された文字が存在するものを検索しリストに表示します。

コロンで区切ることでクラウドキーでの検索も可能です。


並び替え

画面上の「クラウドキー」、「抽出列番号」等をクリックすると、その基準でログ一覧を昇順、降順に並び替えることができます。

設定保存

キャンセル

今の編集ページから前のページに戻ります。

保存していない編集は破棄されます。

保存

今の編集ページを保存します。変更の内容により警告画面が表示されます。

警告画面が出た場合、内容を確認し、問題ないと判断されたのなら「OK」を、キャンセルしたい場合は「キャンセル」ボタンもしくは画面上の×ボタンを押してください。

保存して終了

今の編集ページを保存します。変更の内容により警告画面が表示されます。

警告画面が出た場合、内容を確認し、問題ないと判断されたのなら「OK」を、キャンセルしたい場合は「キャンセル」ボタンもしくは画面上の×ボタンを押してください。

保存を終えると今の編集ページから前のページに戻ります。

集計データの扱いについて

分、時、日、月データの集計はデータ集計区分とデータ区分によって処理が異なります。

秒→分、分→時、時→日、日→月の締め処理を行う際に、以下のような処理を行います。