(CONPROSYSデバイス)接続先PLCの設定


接続先のPLCの設定を行います。

PLCの設定はメンテナンスメニューの「リンク設定」、「CPU設定」、「デバイス設定」の順番で行います。


1.リンク設定

リンク設定では、PLCとどのように接続するかを設定します。

リンク(接続)につける名前を入力し、リンクタイプで接続先PLCの通信ユニットを指定します。

リンク名には、英数字のみが使用できます。

三菱電機のPLCやオムロンのPLCの場合は、通信するユニットを選択します。

その他のメーカPLC(相手機器)とModbusプロトコルを使用し、Ethernet接続する場合は「Modbus TCP」、シリアル接続する場合は「Modbus RTU」を選択します。

Ethernet接続する場合は、接続先PLCのIPアドレス、ポート番号を設定します。

RS-232c/RS-485で接続する場合は、通信するためのシリアルポート、ボーレート、データビット、パリティ等を設定します。


(1)リンク名を設定し、機器を選択後に追加ボタンをクリックします。

(2)追加されたリンクの詳細設定をクリックします。

(3)接続先PLCのリンク設定を行います。

接続先がシリアル通信かEthernet通信かで設定画面が異なります。

(4)更新ボタンをクリックします。


2.CPU設定

CPU設定では、リンク設定で登録したリンク名を選択し、リンクに接続されているCPUユニットに名前をつけます。

CPU名には、英数字のみが使用できます。

リンクがEthernet接続の場合は、リンクとCPUは、1対1ですが、リンクがRS-485接続の場合は、そのRS-485に接続されるCPU(ステーションとも呼ぶ)を複数登録していきます。

このCPU設定では、接続されているCPUの型式とステーション番号を設定し、ユニット名として名前をつけます。


(1)CPU名を設定し、追加したリンクを選択後に追加ボタンをクリックします。

(2)CPUの詳細設定をクリックします。

(3)通信時に使用する設定を行います。

(4)更新ボタンをクリックします。


3.デバイス設定

デバイス設定では、CPU設定で登録したユニット名を選択し、アクセスするデバイスの名前をつけます。

名前には、英数字のみが使用できます。

(1)デバイス名を設定し、追加したCPUを選択後に追加ボタンをクリックします。

(2)デバイスの詳細設定をクリックします。

(3)アクセス先アドレス、CONPROSYSの書き込み先Modbusアドレス、クラウド設定を行います。

設定名 内容
デバイスタイプ 要求先のデバイスタイプを選択します。選択したCPUによって設定可能な内容が異なります。
開始アドレス(dec) 要求先の開始アドレスを10進数で指定します。
終了アドレス(dec) 要求先の終了アドレスを10進数で指定します。
Modbusアドレス(dec) Read/WriteするCONPROSYSのModbusの先頭アドレスを10進数で指定します。
Read/Write CONPROSYSのModbusアドレスにデータをReadするか、ModbusアドレスのデータをWriteするか選択します。
スキャン間隔(msec) 通信する間隔を指定します。
Cloud key サーバーに送信するデータ(csvファイル)の先頭カラムに付属するキーを指定します。入力しない場合、サーバーへのデータ送信を行いません。送信先はデータ送信設定のデータ送信先URLを使用します。
Cloud interval(sec) サーバーにデータを送信する間隔を指定します。

(4)更新ボタンをクリックします。