(CONPROSYSデバイス)接続先PLCの設定
接続先のPLCの設定を行います。
PLCの設定はメンテナンスメニューの「リンク設定」、「CPU設定」、「デバイス設定」の順番で行います。
1.リンク設定
リンク設定では、通信インターフェイスを定義します。最大10系統の設定が可能です。
リンクの設定は、PLC設定画面の[リンクを追加]をクリックすると、下部に「リンク」設定画面が表示され追加を行う事ができます。
また、既存のリンク設定を編集する際は、編集したいリンク表示を選択することで、「リンク」設定内容が画面下部表示され、編集が可能となります。
各設定項目を設定し、[追加]、[変更]または[削除]ボタンをクリックください。設定内容に関しては、下記に説明します。

設定項目 | 説明 |
---|---|
リンク名 | 任意のリンク名称を設定してください。 0-32文字の半角英数字とアンダーライン(_)、ハイフン(-)、数字のみの名称を指定してください。 |
メーカー | 通信相手のPLCメーカー名を選択します。 |
通信方式 | 通信相手に合わせて、EthernetもしくはSerialを選択します。 |
フォーマット | 通信相手に合わせてリストからフォーマットを選択します。 |
フレーム | 通信相手に合わせてリストからフレームを選択します。 |
リンクタイプ | 上記で選択した通信設定に応じ、リンクタイプが自動的に割り当てられます。 |
IPアドレス | 通信相手のIPアドレスを設定します。<通信方式がEthernetの場合> |
ポート番号 | 通信相手のポート番号を設定します。<通信方式がEthernetの場合> |
シリアルポート | M2M Gatewayのシリアルポートをリストより選択します。 (RS-485、RS-422:/dev/com00 RS232C:/dev/com01) ※RS-485、RS-422の設定は、M2M Gateway本体のDIPスイッチにて切り替えを行います。 <通信方式がSerialの場合> |
ボーレート | 通信相手に合わせて設定を行います。<通信方式がSerialの場合> |
データビット | 通信相手に合わせて設定を行います。<通信方式がSerialの場合> |
ストップビット | 通信相手に合わせて設定を行います。<通信方式がSerialの場合> |
パリティ | 通信相手に合わせて設定を行います。<通信方式がSerialの場合> |
サムチェック | 通信相手に合わせて有効/無効を設定します。<通信方式がSerialの場合> |
2.CPU設定
通信相手に関する設定を定義します。最大30CPUの設定が可能です。
CPUの設定は、PLC設定画面の[CPUをリンクに追加]をクリックすると、下部に「CPU」設定画面が表示され追加を行う事ができます。
また、既存のCPU設定を編集する際は、編集したいCPU表示を選択することで、「CPU」設定内容が画面下部に表示され、編集が可能となります。
各設定項目を設定し、[追加]、[変更]または[削除]ボタンをクリックください。設定内容に関しては、下記に説明します。

設定項目 | 説明 |
---|---|
CPU名 | 任意のCPU名称を設定してください。 0-32文字の半角英数字とアンダーライン(_)、ハイフン(-)、数字のみの名称は設定できません。 |
対象リンク名 | 設定済みのリンク名が選択できます。本CPU設定に関連するリンク名を選択します。 |
CPU | 選択リンク名に対応するCPUがリスト表示されます。該当CPUを選択ください。 |
ステーション番号 | シリアル通信の際に使用するステーション番号を設定します。 |
タイムアウト | 通信無応答の際のタイムアウト時間(ミリ秒)を設定します。 |
リトライ回数 | 通信異常の際のリトライ回数を設定します。 |
3.デバイス設定
収集情報(メモリ)の設定を行います。最大100グループ、10,000点の設定が可能です。
デバイスの設定は、PLC設定画面の[デバイスをCPUに追加]をクリックすると、下部に「デバイス」設定画面が表示され追加を行う事ができます。
また、既存のデバイス設定を編集する際は、編集したいデバイス表示を選択することで、「デバイス」設定内容が画面下部に表示され、編集が可能となります。
各設定項目を設定し、[追加]、[変更]または[削除]ボタンをクリックください。設定内容に関しては、下記に説明します。
※デバイス設定は、1つのCPU設定に対して複数のデバイス設定を割り付けることが可能です。
※デバイス設定まで行うとPLC通信設定が完了します。ROMへの保存操作と再起動を行う事で通信設定が 有効になります。

設定名 | 内容 |
---|---|
デバイス名 | 任意のデバイス名称を設定してください。 0-32文字の半角英数字とアンダーライン(_)、ハイフン(-)、数字のみの名称は設定できません。 |
対象CPU名 | 設定済みのCPU名が選択できます。本デバイス設定に関連するCPU名を選択します |
デバイスタイプ | アクセスするデバイスの種類を選択します。 |
開始アドレス | アクセスするデバイスの開始アドレスを10進数で指定します。 |
終了アドレス | アクセスするデバイスの終了アドレスを10進数で指定します。
CONPROSYS HMI System (CHS)と通信する場合は、以下の制限事項があります。 |
Modbusアドレス | PLCアクセス情報を割り当てるメモリアドレス(先頭アドレス)を10進数で指定します。 0~9999 |
Read/Write | アクセス方式を指定します。「Read」「Write」「TriggerRead」「TriggerWrite」「EventWrite」が選択できます。
Read:スキャン間隔に従って、PLC等のメモリ情報を取得し、Modbusメモリにセットします。 Write:スキャン間隔に従って、Modbusメモリの情報をPLC等に書き込みます。 TriggerRead:CONPROSYSのタスク機能(VTC)を使用して、Readタイミングを指示できるモードです。Read情報は指定のModbusメモリにセットします。 TriggerWrite:CONPROSYSのタスク機能(VTC)を使用して、Writeタイミングを指示できるモードです。指定Modbusメモリ情報の書き込み指令を行います。 EventWrite:指定したModbusメモリの値に変化があった際に、Modbusメモリ情報の書き込み指令を行います。 |
スキャン間隔 | PLC等との通信周期(ミリ秒)を指定します。スキャン間隔は、最短100ミリ秒となります。 |
データ形式 |
クラウド送信ファイルを生成する際のデータ形式を選択します。(符号の有無、32ビットデータ等) |
クラウドキー | クラウド送信する際にファイルに記録する識別キーを設定します。入力しない場合、サーバーへのデータ送信を行いません。送信先はデータ送信設定のデータ送信先URLを使用します。
CONPROSYS HMI System (CHS)には英数字13文字までキーとして登録できます。 |
クラウド間隔 | クラウド送信する際の周期(秒)を指定します。 |