PLCデバイス

変数リンク入力領域にPLCのデバイスを指定することができます。
PLCのデバイスからデータを受け渡したい場合に、このエリアでPLCのデバイスを指定します。
PLCのデバイスを指定する方法は、以下の2種類あります。
1. デバイスツリー表示ボタンを押下し、表示されるデバイスツリーから選択する。
デバイスツリーで表示されるデバイスは、WindLDRで使用しているデバイスが表示されます。
2. 変数リンク入力領域に直接入力する。入力のフォーマットは以下を参照ください。
■ デバイスフォーマット
1. ビットデバイス
ビットデバイスを指定する場合のフォーマットは以下の通りです。
[フォーマット] "IDEC" ":" "記号" ":" "アドレス"
(例)内部リレー(M0050)を指定する場合: IDEC:M:M0050
2.ワードデバイス
ワードデバイスを指定する場合のフォーマットは以下の通りです。
尚、データレジスタの各ビットを指定する場合は、データタイプ(Bit)の後に0~15のビット位置を指定します。
[フォーマット] "IDEC" ":" "記号" ":" "アドレス" "." "データタイプ"
(例)データレジスタ(D0050)、データタイプWordを指定する場合: IDEC:D:D0050.Word
(例)データレジスタ(D0050)、データタイプBit、ビット位置15を指定する場合: IDEC:D:D0050.Bit15
デバイス名 | 記号 | 単位 | データタイプ(ワードデバイス) | 16点タイプ | 24点タイプ | 40点タイプ |
---|---|---|---|---|---|---|
入力 | I | ビット | - | I0~I10/I30~I507 | I0~I15/I30~I627 | I0~I27/I30~I627 |
出力 | Q | ビット | - | Q0~Q6/Q30~Q507 | Q0~Q11/Q30~Q627 | Q0~Q17/Q30~Q627 |
内部リレー | M | ビット | - | M0~M7997/M10000~M17497 | M0~M7997/M10000~M17497 | M0~M7997/M10000~M17497 |
特殊内部リレー | M | ビット | - | M8000~M8317 | M8000~M8317 | M8000~M8317 |
シフトレジスタ | R | ビット | - | R0~R255 | R0~R255 | R0~R255 |
タイマ | T | ビット | - | T0~T1023 | T0~T1023 | T0~T1023 |
タイマ設定値 | TP | ワード | Word | TP0~TP1023 | TP0~TP1023 | TP0~TP1023 |
タイマ現在値 | TC | ワード | Word | TC0~TC1023 | TC0~TC1023 | TC0~TC1023 |
カウンタ | C | ビット | - | C0~C511 | C0~C511 | C0~C511 |
カウンタ設定値 | CP | ワード | Word/Double | CP0~CP511 | CP0~CP511 | CP0~CP511 |
カウンタ現在値 | CC | ワード | Word/Double | CC0~CC511 | CC0~CC511 | CC0~CC511 |
データレジスタ | D | ワード | Word/Integer/Double/Long/Float/Bit | D0000~D7999/D10000~D55999 | D0000~D7999/D10000~D55999 | D0000~D7999/D10000~D55999 |
特殊データレジスタ | D | ワード | Word/Integer/Double/Long/Float/Bit | D8000~D8499 | D8000~D8499 | D8000~D8499 |
WindLDRとの連携

変数リンクエリアにPLCのデバイスを指定した場合、WindLDRのシミュレーション機能と連携することができます。
WindLDRのシミュレーション機能と連携する方法は以下の通りです。
1. WindLDRリボンメニューのシミュレーションボタンを押下し、シミュレーションを開始します。
2. Webページエディタの動作モードを実行モードにします。
PLCのデバイスからデータを入力している場合
WindLDRの一括モニタダイアログ等でデバイスの値を変更することで、動作を確認することができます。
PLCのデバイスへデータを出力している場合
WindLDRの一括モニタダイアログ等でデバイスの値を確認することができます。
尚、WindLDRのファンクション設定で「32ビットデータ格納設定」を変更した場合、プロジェクトファイルを保存し開き直すまで反映されません。