多言語文字列編集ツール
多言語文字列編集ツールは、画面上に表示する文字列を多言語に対応させるための編集ツールです。
このツールを利用すると、複数言語用の文字列を並べて編集することができます。
操作説明
新規文字列を作成
「新規文字列を作成」ボタンを押して、文字列テーブルに一行を追加します。
「文字列ID」に文字列の唯一のIDを入力します。文字列IDはアルファベットで始まる英数字、ドットで構成されます。最大の長さは64文字です。
各言語の列に、この言語の文字列を入力します。文字列の長さは最大1024文字です。
文字列を削除
文字列テーブルから一行を選択します。選択中の行は赤文字で表示されます。
「削除」ボタンを押すと、選択した文字列を削除します。
「保存」ボタン
編集した結果を直ぐに保存したい場合は、「保存」ボタンを押します。
保存結果は「更新」ボタンの右に表示されます。
「更新」ボタン
前回保存からの変更した内容を廃棄したい、または画面保存フォルダ(/viewer/setting)にある言語ファイルを直ぐに読み込んで編集したい場合は、「更新」ボタンを押します。
「OK」ボタン
現在の編集内容を保存した後に、このツールを終了します。
このツールがプロパティ・リスト、または部品の設定ダイアログボックスから起動された場合に、現在選択されている文字列IDを返します。
「キャンセル」ボタン
現在の編集内容を保存せずに、このツールを終了します。編集した内容は内部で保留されています。次回にこのツールを起動した際に「保存」ボタンを押して保存することができます。
各言語の文字列テーブルの保存ファイル
編集した結果(文字列テーブル)は画面保存フォルダ(/viewer/setting)に保存されます。
一つの言語は一つのファイルに保存されます。ファイル名は以下になります:
英語:lang.txt
日本語:lang.jp.txt
中国語:lang.zh.txt
言語の切り替え方法
表示画面で言語を切り替えたい場合、画面上に一つまたは複数個のボタンを配置して、ボタンの詳細設定ダイアログボックスで、「言語を切り替える」を選択し、切り替えたい言語を指定することができます。
このボタンが押された時、画面の言語が指定した言語に切り替わります。
言語を追加
言語の追加については、手動追加になります。追加方法は以下です。
1.ブラウザで「/viewer/hmiSettings.json」をローカルディスクにダウンロードする。
2.ダウンロードしたhmiSettings.jsonを文書編集ツール(notepad.exe)で開いて以下の部分を編集します。
"Languages": [
{ "$(e.lang.eng)": [ "lang.txt", "^en" ] },
{ "$(e.lang.jpn)": [ "lang.jp.txt", "^ja" ] },
{ "$(e.lang.chn)": [ "lang.zh.txt", "^zh" ] },(ここにカンマ「,」を追加)
ここに上のように一行を追加、韓国語の場合は以下のようになります。
{ "$(e.lang.korea)": [ "lang.ko.txt", "^ko" ] }(!ここにはカンマがない!)
「$(e.lang.korea)」は文字列のIDです、言語編集ツールで、この文字列を追加する必要があります。
「lang.ko.txt」はこの言語の文字列テーブルの保存ファイル名です。
「ko」は韓国語の言語コードです。htmlのlang属性に定義したものと同じです。デフォルトでブラウザと同じ言語を表示するために必要な物です。
]
3.以上の編集したファイルを、ファイルツリーで、「/viewer/hmiSettings.json」にアップロードします。完了。