レイヤープロパティエリア

レイヤープロパティエリアでは、レイヤーの追加/削除、レイヤーのプロパティの設定ができます。
また、ここで選択したレイヤーに対して、レイヤーエリアでの選択や編集が可能となります。
■ レイヤー追加ボタン
クリックすると、新規レイヤーを追加します。新規レイヤーの設定には、選択されていたレイヤーの設定がコピーされます。
レイヤーを追加すると、下図のように既存のレイヤーの上に新規レイヤーが重なり、画面上には最上位のレイヤーが表示されます。

■ レイヤー削除ボタン
クリックすると、リスト内の選択したレイヤーを削除します。
■ レイヤー階層変更ボタン
クリックすると、リスト内の選択したレイヤーの並び順(表示の前後関係)を変更します。
■ プロパティ/レイヤープロパティ切り替えタブ
本エリアの表示を、プロパティエリアかレイヤープロパティエリアに切り替えます。
レイヤーを選択中にプロパティエリアに切り替えた場合、以下のイベントを設定できます。
イベント名 | 値 | 説明 |
---|---|---|
!onRun | bool value |
HMIの動作モードが変更された場合に発生するイベントです。 変数リンクに設定された変数に対し、実行及びシミュレーションモードの場合はtrueを、編集モードの場合はfalseを出力します。 |
!onShow | bool value |
レイヤーの表示、非表示を切り替えた場合に発生するイベントです。 変数リンクに設定された変数に対し、表示の場合はtrueを、非表示の場合はfalseを出力します。 |
!onSize | float width, float height |
レイヤーのサイズが変更された場合に発生するイベントです。 変数リンクに設定された変数に対し、幅と高さの値を出力します。 |
■ レイヤー表示/非表示切替
クリックすると、選択したレイヤーの表示、非表示を切り替えます。
■ レイヤー設定
クリックすると、選択したレイヤーのプロパティウィンドウが開きます。
プロパティウィンドウの詳細は下記です。
1.全般設定

レイヤーの名前やサイズ等を設定できます。
□ レイヤー名:
レイヤーの名前を設定できます。ここで設定した名前は、レイヤーのスタイルを”ダイアログ”とした場合に、タイトルに表示されます。
□ レイヤーID:
レイヤーを識別するための、一意のIDを設定できます。既に他のレイヤーで使用されているIDは使用できません。
□ レイヤーのサイズと位置:
レイヤーのサイズは以下の方法から指定できます。
・ブラウザーのサイズに合わせる
・スクリーンのサイズに合わせる
・サイズを指定
”サイズを指定”以外の場合、レイヤーのサイズは、実行している環境のサイズに自動調整されます。
また、位置を指定する場合、位置がブラウザーの幅、高さ以上、または0以下になる場合自動的に画面内に収まるよう調整されます。
指定単位は、px(ピクセル)です。
□ 実行時、ブラウザーの幅に合わせる
□ 実行時、ブラウザーの高さに合わせる
レイヤーのサイズ指定方法が、”サイズを指定”の場合に選択することができます。
この設定を有効にすると、Viewerでの実行時にレイヤーと部品のサイズをブラウザーの幅、高さに合わせて伸縮します。
2.背景設定


背景の種類や、色、使用する画像等を設定できます。
□ 背景の種類
背景の種類を以下から設定できます。
・単色
・イメージ(拡大表示)
・イメージ(並べて表示)
"単色"の場合、背景色を選択できます。
それ以外の場合、背景に使用する画像を選択できます。
3.スタイル設定

レイヤーのスタイルを設定できます。
□ ダイアログ
レイヤーをダイアログスタイルに設定します。ダイアログスタイルでは、上部にタイトルが表示され、タイトル部をドラッグすることでレイヤーの位置を移動できるようになります。
□ モーダル
レイヤーをモーダルスタイルに設定します。モーダルスタイルのレイヤーが表示した場合に、このレイヤーより後ろのレイヤーに対し、操作することが不可能になります。