変数リンクエリア


変数リンクエリアでは、データのリンクを行うことができます。

デバイスへのデータ入出力を行いたい場合、または表示コントロール間でデータを受け渡したい場合に、このエリアでデータをリンクします。


■ デバイスへのデータ入出力


1.データを出力する場合

プロパティエリアから、出力したいプロパティ、またはイベントを選択します。

変数リンクエリアから、デバイスツリー表示ボタンをクリックし、デバイスツリーウィンドウを表示します。

デバイスツリーから出力したいアイテム(変数)を選択し、OKボタンをクリックし、デバイスツリーウィンドウを閉じます。

プロパティエリアの出力したいプロパティの“IO”から、”out”または”I/O”を選択します。

“I/O”の場合、デバイスのデータが変化した場合に、表示部品のプロパティに設定します。また、表示部品のプロパティが変化した場合には、デバイス(変数)に出力します。

▼注意:イベント以外のプロパティにリンクした場合は、出力の周期はベース実行周期です。[設定]メニューで設定します。


2.データを入力する場合

プロパティエリアから、入力したいプロパティを選択します。

変数リンクエリアから、デバイスツリー表示ボタンをクリックし、デバイスツリーウィンドウを表示します。

デバイスツリーから入力したいアイテムを選択し、OKボタンをクリックし、デバイスツリーウィンドウを閉じます。

プロパティエリアの入力したいプロパティの“IO”から、“in”を選択します。


■ 表示コントロール間のデータ入出力


1.データを出力する場合

プロパティエリアから、出力したいプロパティ、またはイベントを選択します。

変数リンクエリアから、変数リンク入力領域を選択し、ユニークな文字列を入力します。(例:Test1)

この文字列が、リンク可能なデータとなります。

プロパティエリアの出力したいプロパティの“IO”から、”out”または”I/O”を選択します。

“I/O”の場合、デバイスのデータが変化した場合に、表示部品のプロパティに設定します。また、表示部品のプロパティが変化した場合には、デバイス(変数)に出力します。

▼注意:イベント以外のプロパティにリンクした場合は、出力の周期はベース実行周期です。[設定]メニューで設定します。


2.データを入力する場合

プロパティエリアから、入力したいプロパティを選択します。

変数リンクエリアから、データツリー表示ボタンをクリックし、データツリーウィンドウを表示します。

データツリーから入力したいデータを選択し、OKボタンをクリックし、データツリーウィンドウを閉じます。

プロパティエリアの入力したいプロパティの“IO”から、“in”を選択します。

動作モードが”シミュレーション”または”実行”モードの場合、変数の値が変わった時に、その値が部品のプロパティに設定されます。